シュバシコウ

シュバシコウ さんのプロフィール



動物図鑑・シュバシコウ

シュバシコウ

コウノトリ目・コウノトリ科
学 名 Ciconia ciconia
英 名 European White Stork
分布域 ヨーロッパや北アフリカ、中近東
生息環境 湿地帯や水田など
体 長 100cm 程度
翼開長 150~165cm 程度
体 重 2.3~4.4kg 程度

シュバシコウはコウノトリの仲間で、漢字表記では「朱嘴鸛」と表すが、コウノトリの嘴が黒いの対して、表記のごとく赤い嘴がシュバシコウの特徴である。

全身は白色で、風切、肩羽、大雨覆は黒色、次列風切は銀灰色をしている。
また、足も嘴のように赤い。
雌雄同色であるが、雄の方が少し体が大きい。

主に湿地や水田近くに生息し、昆虫やカエル等の両生類、魚類などの他、小型の哺乳類なども食べる。

アフリカ北部などに分布しているが、繁殖期にはヨーロッパに渡る。
高い木の上に枝を重ね、草と土で固めた皿状の大きな巣をつくるが、シュバシコウは人家の高い屋根の上や煙突、時に電信柱の上などにも巣をつくる。

普通は一度に3~4個の卵を産み、抱卵期間は35日程度。

ほとんど鳴くことがなく、上下の嘴をたたき合わせて大きな音を発する。

シュバシコウはドイツやリトアニアの国鳥に指定され、ヨーロッバでは縁起のよい鳥とされている。
赤ん坊を運んでくるという言い伝えもある事から、日本でも「コウノトリが赤ん坊を運んでくる」と言われることがある。


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