動物図鑑・ニシムラサキエボシドリ

ニシムラサキエボシドリ

ニシムラサキエボシドリ さんのプロフィール


動物図鑑・ニシムラサキエボシドリ
ニシムラサキエボシドリ 1
和 名 ニシムラサキエボシドリ
分 類 エボシドリ目・エボシドリ科
学 名 Crinifer piscator
英 名 Western plantain-eater
分布域 西アフリカ
生息環境 開けた森林やサバンナなど
全 長 50cm 程度
体 重 200~300g 程度
ニシムラサキエボシドリは、西アフリカなどに分布しているエボシドリの仲間で、ほとんど樹上生活をしている。

全体に紫色をしている鳥が、冠羽は深い赤色をしていてよく目立つ。
●分布域・生息環境
●大きさ・特徴
●生態・生活
●繁殖・寿命
●保護状況・その他


ニシムラサキエボシドリの分布域・生息環境
ニシムラサキエボシドリは、セネガル南部からギニア、コートジボワールなどを経て、ナイジェリアやカメルーン北西部に至る西アフリカに分布している。

森林やサバンナなどに生息していて、チャド南部と中央アフリカ共和国北部にも小さな個体群が生息している。


ニシムラサキエボシドリの大きさ・特徴
ニシムラサキエボシドリは、カラスよりは小さいが、キジバトに比べるとずっと大きく、長い尾を含めた全長は45~48cmほどもある。

雌雄同色の鳥で、全体は光沢のある紫色をしているが、頭部に見られる烏帽子のような冠羽は深い赤色をしている。

また、ニシムラサキエボシドリは嘴や目の周りが鮮やかなオレンジ色をしていることが特徴で、額が黄色い色をしているのも特徴になっている。

木に留まっているときなどは赤い冠羽がよく目立つが、翼の後ろ縁(初列風切羽)も深い赤色で、飛んだ時には鮮やかな様子を現わす。


ニシムラサキエボシドリの生態・生活
ニシムラサキエボシドリは森林やサバンナなどに生息しているが、湿地や河川沿いの樹林などにも生息している。

群れで生活していると言われていて、ふつうは10~12羽ほどの小さな群れであることが多いと言われている。

ニシムラサキエボシドリは主に樹上生活をしているが、飛ぶことはあまり得意ではないようで、枝から枝へと飛び移ることが多い。

また、全体は光沢のある紫色をしているが、光の具合によっては緑色に見えることもある。
この色は森の中では保護色にもなっていて、動かずにいると見つけるのは難しい。

主にイチジク類などの果実を食べるが、木の葉や芽、花などのほか、昆虫類や、ミミズ、カタツムリなども食べる。


ニシムラサキエボシドリの繁殖・寿命
ニシムラサキエボシドリの繁殖期は雨期がはじまる頃だが、セネガルやガンビアでは4月頃、ナイジェリアでは6~10月の間に見られ、繁殖期は地域によって異なっている。

巣は、葉がよく茂った樹上に小枝などを用いてつくられる。
雌はふつう2個の卵を産み、抱卵は雌雄によって行われる。

卵は3~4週間ほどで孵化するが、ヒナの羽毛は灰色で、1年ほどで親と同じような色になる。

育児も雌雄によって行われ、孵化後3週間頃までには巣を離れるようになり、ひと月を過ぎるころには飛べるようになる。

ニシムラサキエボシドリの寿命は、野生下で5~10年程度と考えられているが、飼育下での寿命は長く、25~30年ほどの寿命があると言われている。


ニシムラサキエボシドリの保護状況・その他

ニシムラサキエボシドリは分布域が広く、個体数も安定していると考えられていて、現在のところ絶滅の恐れはないとされている。

しかし、一部の国では違法な取引も行われているほか、森林に生息するほかの鳥と同様、開発や森林の伐採などにより生息地が減少していて、それに伴う個体数の減少が心配されている。

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