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シマスカンクさんのプロフィール |
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| シマスカンクは北アメリカに幅広く分布していて、馴染みのある動物としてよく知られている。 普段は単独で生活していて、低地から山地まで、様々な環境に適応している。
シマスカンクの分布域・生息環境 シマスカンクは北アメリカで普通に見かけられるスカンクで、北米の大部分に分布している。 アメリカ合衆国の太平洋側から大西洋側までとカナダのノーウエスト地方を省くほとんどの地方に分布していて、メキシコの北部まで幅広く見られる。 森林や低木林、草原などに生息しているが、湖畔林や河川林、耕作地周辺などにも生息していて、市街地近郊にも姿を見せる。 また、シマスカンクは低地から標高1800m辺りまでの山地にかけて生息しているが、標高4000mほどの高地でも観察されたとも言われている。 シマスカンクの大きさ・特徴 シマスカンクは分布域が広い為、いくつかの亜種が知られているが、体長は38~45cm、体重は0.7~6kg程だが、平均した体重は1.5~4kgほどと言われている。 体は雄の方が雌よりもやや大きいが、いずれもイエネコほどの大きさしかない。 しかし、全体にがっしりとした体つきをしていて、四肢は短いが5本の指がある。 爪は長くてよく目立ち、地面を掘ったりするのに役立っている。 また、肛門の付近に臭腺があり、敵に襲われると臭腺から強い匂いのする液体を噴出することがよく知られている。 シマスカンクの体毛はフサフサとしていて長いが、毛色には変化がある。 ふつうは黒いが、茶色を帯びた黒色や暗褐色をしているものなども見られ、時には灰色の毛色をしているものも見られる。 背中には頭頂から尾にかけて白い筋があるのがシマスカンクの特徴で、この筋は途中で2本に分かれ、尾の付け根近くで再び一本になっている。 また、顔にも白い筋があるが、筋の様子などにも個体差がある。 シマスカンクの生態・生活 シマスカンクは主に草地や森林に生息しているが、岩の多い藪地や農耕地、市街地など、多様な環境に適応していて、稀に標高4000mもの高地にも姿を見せることがあると言われている。 普段は単独で生活しているが、主として夜行性の動物で、昼間は木の根の洞や地面に掘った巣穴の中で休んでいて、夜になると活動をはじめることが多い。 また、巣穴は子育ての時以外は同じものを使わず、数日ごとに巣穴を変えると言われている。 行動範囲は環境や食糧事情などによって変化するが、3.5~5平方km程と言われている。 しかし、繁殖期以外は特に縄張り意識はないようで、互いの行動範囲はある程度重なっている。 シマスカンクは、主にバッタやコオロギなどの昆虫類やワーム類、ネズミなどの小動物、魚やその卵、カニなどの動物質のものを食べるが、果実や木の葉、穀類などの植物質も食べる。 普段はゆっくりと移動し、歩く時は蹠行性で、足裏を全部つけて歩く。 驚いた時や危険が迫った時の走る速さは時速15~16km程になるが、外敵に襲われると、逃げるよりも臭腺から噴出する液体で身を守ることも多い。 シマスカンクは身を守る行動として、肛門付近にある臭腺から強い匂いのする液体を噴出するが、この液体を噴き出す前には、背中を丸めて尾を垂直に立てて威嚇する。 それでも相手が怯まない場合は液体を噴きかけるが、液体には視覚や嗅覚を一時的に働かせなくする作用があり、時には失明させることもあると言われている。 この防御方法はかなり有効で、ボブキャットやコヨーテ、アカギツネなどの他、ピューマなどの大型動物にもほとんど襲われることはないと言われている。 嗅覚の鋭いオオカミなどもこの臭いを激しく嫌い、一度この臭いをかいだものは、スカンクの姿を見ただけで逃げ出すとも言われている。 また、シマスカンクが放つ液体は5~6m程にも達し、その強烈な臭いは、風向きによっては1km程も届き、体が小さいにもかかわらず、よく捕食者を退けている。 この他、シマスカンクは、クマのように冬眠はしないが、気温の低い時期には休眠状態になって冬ごもりすることが知られている。 暖かい日には活動するが、この時期には体重が大きく減り、中には30~50パーセントも体重を減らすものもいる。 シマスカンクの繁殖・寿命 シマスカンクは1年に一度繁殖し、ふつうは2~4月に繁殖のピークが見られる。 繁殖は一夫多妻で行われ、雄の中には複数の雌からなるハーレムをつくることもある。 巣穴は自ら掘ることもあるが、他の動物が使い終わったものを利用することもあり、雌は妊娠期間60~80日程で、1産2~12子、ふつうは5~6子を出産する。 生まれたばかりの子どもの体重は32~35g程で、目は開いていない。 生後3週間ほどで目が開くが、子育ては雌が単独で行い、雄が関わることはない。 子どもは6~7週程で離乳し、雌雄共に10ヵ月程で性成熟する。 この頃には親の元を離れて独立していくが、雌は翌年の春まで親と一緒にいることもある。 シマスカンクの飼育下での寿命は8~10年程度、野生では6~7年ほどと言われているが、野生下ではもっと短くなることも多い。 感染症などもあることから子どもの死亡率は高く、最初の1年を超すことができるものは少ないと言われている。 シマスカンクの保護状況・その他 シマスカンクは毛皮を目的とした狩猟なども行われてきたが、分布域が広く、現在のところ絶滅の恐れはないとされている。 環境変化にもよく適応していて、北アメリカではもっともよく知られている動物のひとつになっている。 尚、シマスカンクには次の亜種が知られている。 M. m. mephitis (Canada skunk) カナダ東部のノバスコシア州やケベック州、オンタリオ州北部に分布する基亜種 大型で、短くて細い尾は短くて細い M. m. avia (Illinois skunk) アメリカ合衆国のアイオワ州東部やイリノイ州、インディアナ州西部など M. m. elongata (Florida skunk) 長い尾をもつ中型の亜種で、フロリダ州からノースカロライナ州、ウェストバージニア州など M. m. estor (Arizona skunk) アリゾナ州やニューメキシコ州西部、カリフォルニア州南部のほか、メキシコのソノラ州、チワワ州南部など M. m. holzneri (Southern California skunk) カリフォルニア州南部など M. m. hudsonica (Northern plains skunk) 非常に大型の亜種で、カナダ西部のマニトバ州からブリティッシュコロンビア州、米国南部のコロラド州やネブラスカ州、ミネソタ州などに分布 M. m. major (Great Basin skunk) オレゴン州東部やカリフォルニア州北部、ネバダ州やユタ州などに分布する亜種で、もっとも大きいと言われている M. m. mesomelas (Louisiana skunk) 非常に小さな亜種で、ミズーリ州からルイジアナ州、テキサス州の海沿岸域など M. m. nigra (Eastern skunk) 中型の亜種で、メイン州からバージニア州、西はインディアナ州までに分布 M. m. notata (Cascade Mountains skunk) ワシントン州南部とオレゴン州北部など M. m. occidentalis (California skunk) カリフォルニア州中央部からオレゴン州など M. m. spissigrada (Puget Sound skunk) ワシントン州およびオレゴン州北部の沿岸地域 M. m. varians (Texas long-tailed skunk) 尾が長い大型の亜種で、テキサス州南部や西部、ニューメキシコ州東部から、北はコロラド州やカンザス州、ネブラスカ州まで |
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